アレンジしながらミックスする

こんにちは!
管理人のやっすんです!

作業的にアレンジをした後に
ミックスの作業が入る事が殆どだと思います。

従来であれば、アレンジャーと
ミックスするエンジニアは別々であったのですが、
DTMの普及に伴い全てを一人でやる機会が増えてきました。

管理人もアレンジの仕事をもらった時に、
そのままミックスまで手がける事があります。

ミックスをやっていると「この音色変えた方がいいかな?」とか
「この音が必要無いかも?」みたいな状況にあったことはありませんか?
アレンジの段階では沢山あったトラックも、
本当に必要なのは七割ぐらいだったとか……

そこで、今回はアレンジをしながらミックスをする
ことについて詳しく記事にしていきたいと思います!

これが分かるとアレンジのスピードが早くなるので、
是非とも最後までお読み下さい。


●完成図から逆算したアレンジ

この方法は普段アレンジが厚化粧のように足してしまう方に
特に有効な方法であると思います。

そもそも、ミックスをする目的はなんだったでしょうか?
曲を聴きやすく調整することですよね。
ミックスも目指す音像がはっきりしていないと
何を主張したいミックスなのか分からなくなってしまいます。
アレンジも目指す音像があるからできるわけですよね。

ということは、最後にまとめて調整しなくても
最終的な形が分かっているのであれば、
途中でミックスをしてしまえば良いのです。

楽器の組み合わせやジャンルによって
ミックスは大体決まっています。
始めからミックスをしておいて、
そこからアレンジをすると本当に欲しい音が分かります。

つまり、始めから必要な楽器や音が見えてくるため、
そして始めから完成系に近い為アレンジが速くなるのです。

もちろん、これをテンプレート化してしまっても良いと思います。
管理人もバンド系の曲を作る時はあらかじめ
ギターやベース、ドラムに対してEQを掛けてます。

万能かに見えるこの方法ですが、
いくつか欠点があります。

まずは、リアルタイムで弾いて録音する場合
プラグインによってレイテンシー(入力の遅れ)が発生することです。

DSP系のプラグイン(UADとかですね)だと酷くはならないと思いますが、
waveなんかだと遅れる違和感を感じるほど遅くなる可能性があります。

なので、ここは処理の軽いプラグインを使うようにしてみてください。
管理人はCubaseのミックスコンソールにあるEQを使ってます。

もう一つが、あくまで完成系に近いだけなので
最終的に音源にする時には最初からきちんと
ミックスを行ってください。

デモ程度であれば大丈夫ですので、
アレンジがまとまらない方や時間が掛かる方は
是非挑戦してみて下さい!

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