「 作曲法 」一覧

作曲の方法や考え方についてまとめたカテゴリーになります。

アレンジについて中心に書いていますが、
作曲もまたアレンジの範疇にあると思っております。
作曲自体は誰でもできますが、
アレンジから作曲へのアプローチができると曲作りの幅が大きく広がり
より良い作曲ができるのではないでしょうか。

リフレインは名曲感を生む?

こんにちは!
管理人のやっすんです!

曲を聴いているときに
「この曲なんか覚えやすいな~」
とか
「このフレーズが頭から離れない!」
思うことってありますよね?

覚えられやすい曲というのは、
大体が名曲になっているのではないか
管理人は考えていますが、どうでしょうか?

 

勿論覚えやすいから良いというのではなく、
良い曲というのは覚えやすいというより
思わず「歌いたくなる」ような曲なのではないかと思っています。

とはいえ、誰もが知っている曲があれば
「私、この曲を書いていまして~」と名刺代わりに
自分の紹介ができるようになりますよね。

今回は覚えやすい曲を意図的に作る
リフレイン」の手法について書いていきますので、
気になる方はお読みいただければと思います! 続きを読む


コライトについて~作曲の分業化~

こんにちは!
管理人のやっすんです!

この記事を書いている時は2016年も残り後10日ほどになっていますが、
皆さんはどのような年であったでしょうか?

忘年会など付き合いの場が多くなり、
中には殆ど毎日飲み歩いている方も居るかもしれませんね。

管理人も先日、お世話になっている音楽事務所の忘年会に参加して
多くの作家さんと話をすることができました。

音楽に関する話なかりで充実した時間だったのですが、
そこで気になる話を聞きました。
それは楽曲制作を複数人で作る「コライト」と呼ばれる制作方法についてでした。

詳しくは話せませんが、コライトを強く推す方が居られまして、
そこでお世話になっている作家の方との会話で
良くも悪くも思うことがあったので記事にしてみました。

コライトを考えている方は、一度お読み頂きコライトについて
考えて頂ければと思います。 続きを読む


転調で展開に変化を与える

こんにちは!
管理人のやっすんです!

音楽に変化を付ける方法の一つとして
「転調」があげられると思います。

広義的に捉えると、転調させる手段というのはたくさんあり、
また、近年のポップスや特にアニソンでは多用される傾向があります。
勿論転調させない曲も多くありますが、曲としての変化を求めるのに
転調はとても効果的な手法であると思います。

そこで、今回は曲作りのコツとして
転調の使い方について詳しく記事にしていきたいと思います!

できる限り分かりやすく説明していきますが、
音楽理論をかじっていないと分かりにくい箇所があるかもしれませんので
あらかじめご了承下さい・・・・・・ 続きを読む


教会旋法でアクセントを付ける

こんにちは!
管理人のやっすんです!

作曲を志す人なら恐らく一度は聞くであろう
「教会旋法」について記事にしようと思います。

教会旋法とは、簡単にすると
中世ヨーロッパで使われたスケールのことを指します。
当時は今のような「ドレミファソラシド」という音階の他に
様々な音階がありました。
ジャズやロックをやっている方だと
「ホールトーンスケール」や「ブルーノートスケール」など
別の音階があることは知っているかもしれません。

教会旋法は使うと独特の雰囲気をかもし出す事ができます。
よく使われる旋律についてを取り上げますので、
表現の幅を広げる手段として是非お読み頂ければと思います! 続きを読む


詞先や曲先に共通する言葉の意味

こんにちは!
管理人のやっすんです!

歌物を作るときに良く「曲先」か「詞先」かって
言葉をよく耳にすると思います。

例えば曲先(管理人的にはメロ先といった方が正しい気がします)
だとメロが自由な分詩を作るときに言葉数を考える必要があり、
詞先だと詩が自由に書ける分メロの音数を合わせる必要があります。

管理人は曲先で作りますが(そもそも詩に自信無いので……)
作りやすければどちらでもいい気がします。

今回は曲先か詞先について管理人の思うことを記事にしましたので、
一度お読み頂いて考えていただければと思います。 続きを読む


主メロに負けない副旋律〜カウンターメロ〜

こんにちは!
管理人のやっすんです!

曲を作って行く中で、誰しも抱える悩みの一つに
アレンジのクオリティ向上があると思います。

数をこなしていけばある程度はアレンジが上手くなり
制作のスピードも速くなっていきます。

でも何かが足りない気がする……
行き詰まりを感じる瞬間が誰にでもあります。
管理人もどんなに良いアレンジができたとしても
もっと良いものがあったのではないか、とよく思います。

向上心や探究心は大切なですが、
これに拘りすぎるといつまで経っても曲が作れない
泥沼に入ってしまいます。
人生を賭して大曲を作り上げる! といった方なら良いのですが、
そんなスタイルで生きていける人はまず居ませんので……

さて、今回はアレンジの上達編として
「カウンターメロ」について書いていきたいと思います。

アレンジをする上でも役に立つのですが、
作曲にも通ずるものがあると思ったので
二つのカテゴリーに入れさせて頂きました。 続きを読む


コードとメロの複合作曲方法〜テーマ作曲〜

こんにちは!
管理人のやっすんです!

当ブログ内にてコードが先メロが先
作曲方法について書いたページがあるのですが、
終始同じ作り方で曲を作らなくてはならない
決まりはありません。

メロを先に作った部分、
コードを先に作った部分。
この二つを合わせた作曲方法があれば
面白くなると思いませんか?

この作曲方法をここでは「テーマ作曲方法」
としておきます。

なぜテーマなのか、それは後ほど詳しく
掘り下げてみたいと思います!
この考え方は劇伴をやろうとしてる方だと
役に立つ内容かもしれません。 続きを読む


コードが先か、メロが先か〜メロ編〜

こんにちは!
管理人のやっすんです!

さて、前回のコードが先の作曲方法では
曲が作りやすくなる反面、
メロディーが面白くなくなると
書いてきました。
(以降メロディーはメロとします)

今回はメロが先の作曲方法について
記事にしていきたいと思います!

メロが先の作曲方法は一見すると
とても簡単なものに思えるかもしれません。

しかし、メロを作って終わる「メロディーメイカー」を
このブログでは目指していません。

メロを作ったその先に、
メロ先の苦労があるのです。

前の記事と合わせて読んで頂いて、
自分にあった作曲方法を考えてみて下さい。 続きを読む


コードが先か、メロが先か~コード編~

こんにちは!
管理人のやっすんです!

作曲編の第一弾として、
作曲をどこから始めるのか、について
記事にしたいと思います。

作る人によって様々な形があると思いますが、
よく「メロから作った方がいい曲になる」とか
「コードから作ると面白くない」など、
様々な意見が飛び交っています。

管理人の持論ではありますが、前提として
この方法で作るのが100%正しい、という
確実な方法は無いと覚えておいてください。

音楽は芸術なのですから、そんな答えがあったのでは
一様に同じ音楽になってしまいますし面白くないです。

ただ、方法論を知っているのと知らないのとでは
後々圧倒的な差が生まれるので、
ここで一度メロ先コード先について
考えて頂ければと思います。

今回はコードが先の作曲方法について記事にしていきます。 続きを読む