サードパーティ製品の必要性とそろえるべき音源について

こんにちは!
管理人のやっすんです!

最近機材トラブルが発生してしまい、急いでいるのに
トラブル解決の為多くの時間を費やしてしまいました……

音源や機材が増えてくると管理するのが大変になってしまいますが、
クオリティを保つ為にはどうしても必要です。

さて突然ですが、この記事を見ている方で
機材・音源合わせて10万使っていない方って居ますでしょうか?

お金を使っているから良い、と言いたいわけではありませんが
機材等にお金を使わないでプロの世界に入ろうとするのは
はっきりいって無理です。

10万使ったからなれる、というものでもありません。
また逆に100万費やしたとしても
プロのクリエイターになれる保障はどこにもありません。

そこで今回はサードパーティ製品を購入する意味
そして最初に揃えた方が良いプラグインについて
詳しく書いていきたいと思います!


●無料音源は「お試し版」

まず誤解して欲しくないのが、
無料音源の全てがダメというわけではありません。
無料音源でも素晴らしい音源は沢山あります。

例えば「magical 8bit plug」とかですね。
チップチューンサウンドを作るのにこれほど適したプラグインは
あまりないのでは、と思います。

しかし、殆どの音源は有料音源で
無料のものがあったとして、それは使用制限がされた
いわゆる「お試し版」であることが多いです。

30分でミュートになったり、便利な機能が使えなかったり、
1週間したらプラグイン自体が立ち上がらなくなったり……
こんな障害を抱えて有意義なアレンジが出来るとは到底思えません。

そのプラグインを体験版で使ってみて
あった方が良いと思ったら購入をする

これが正しい無料版の使い方です。

●最低限持っておくべき音源

管理人の経験から、アレンジのクオリティ向上の為に
最低限必要だと思ったプラグインを以下に書いておきます。

☆KOMPLETE

Native Instruments社の様々なプラグインが入った
バンドル製品になります。
この時点で約7万ですが、バンドルされたプラグインの中で
Kontakt」「Massive」「Battery」は必須ともいえるプラグインで
これらを使うだけでもそれなりのクオリティになるのではないかと思います。

この三つのプラグイン、別々で買うと約95,000もするので
バンドルで買ったほうが断然お得です。
(何故こんなに違うのか、理由が全く分からない……)

ですが、この上位バンドル「KOMPLETE ULTIMATE」は
Native Instuments社の全てのプラグインが入っており、
これを買うだけで

ドラム・ギター・ベース・鍵盤系・ストリングス・ブラス・シンセ

この全てがそろう他、劇伴用の音源として

・ワンショットやループ
・オーケストラ音源とフレーズ集

も用意されています。

KOMPLETE ULTIMATEは音楽制作に必要な全ての音源が入っており
これがあれば音楽制作に使う音源がないという悩みは殆どなくなります。

他の会社から様々な音源が出ていますが、
何が良いかの利点や性質が分からないのであれば
いろいろ手を出すよりこれを買った方が良いかもしれませんね。

☆Addictive Drums、BFD(ドラム)

サードパーティ製品で使用率が高いドラム音源になります。
00年~10年代に流行ったアニメ「けいおん!」の楽曲に
Addictive Drumsが使用されていることは有名ですよね。

Addictive Drumsは音源としてのクオリティが高い他、
キャラクターの強いドラム音色が特徴の持って損のない音源です。

もう一つ有名なドラム音源として「BFD」があります。
BFDはドラム音源として最高峰の音質を持つ音源ですが
大容量で操作が少し難しいことがあげられます。

Addictive Drumsよりも本物に近い音が作れますので、
こだわりたい方はBDFをお勧めいたします。

管理人は、特にこだわりが無いときは
Addictive Drumsを立ち上げてそのまま使ってますね。

☆Omnisphere(シンセ)

Omnisphereはマルチティンバーのシンセの中で
群を抜いてクオリティの高いプラグインです。
シンセサイザーの音は勿論、ループやシーケンスのプリセットも膨大
これだけあれば大体の音楽に対応できると思います。

また、ピアノが焼ける音(どこで使うんだ……)など
特殊な音がたくさん入っていることも魅力的です。

☆Trilian(ベース)

Trilianはマルチティンバーのベース用シンセで
ウッドベース、エレキベース、シンセベースの音色がメインです。
この音源もクオリティが高く、打ち込みが上手ければ
本物のように聴かせる事も可能です。

また、シンセベースも迫力のある低音が発振できるため
簡単に芯のあるシンセベースを使うこともできます。

☆shreddage(エレキギター)

ベロシティでアーティキュレーションが変えられる
エレキギター音源です。

このプラグインは「Guitar Rig」や「GTR」などの
アンプシミュレーターと組み合わせることで力を発揮します。

特にブリッジミュートの音は本物に劣らない音が作れるのではないかと思います。

☆WAVES Gold(ミックス)

音源ではありませんが、自分でミックスをするのに
最低限あった方が良いプラグインになります。

Goldはコンプレッサーの「C1」やEQの「Q10」などが入った
実用的で最も手に入りやすいバンドルになりますので、
まずはこれを手にしてみるのがいいかと思います。

※販売時期によって価格が大きく異なる為、
必ず本家の他SoudHouse等の販売サイトもチェックするようにしてください。

●以降は必要になったときに揃える

これを全て買っただけでも軽く20万近くは使う計算になります。

仮に、KOMPLETE ULTIMATEだけを買ったとしても10万はいきますし、
それすらも投資ができないのであればプロを目指すのは辞めた方が良いでしょう。

とはいえ、闇雲に音源を買いすぎるのもまた意味がありません。
上記で書いた音源は、J-POPや劇伴をする「最低限」必要な音源であり
極論を言えばこれだけ揃えれば後は買わなくてもある程度はやっていけます。

新しい音源が必要なときは、その音源がないと制作に支障が出ると感じたときです。
それまでは無理に増やすより、使い込んだ方が良いでしょう。

DTMは非常にお金のかかる制作方法です。
だからこそ、必要な物を的確に買い使い込むことが
プロへの近道であると管理人は思っております。

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