フリーズ機能を使い快適な打ち込みを行う

こんにちは!
管理人のやっすんです!

みなさんはPCのスペック、どのような環境ですか?

管理人が今使っているPC(以後マシン)は2013年の3月にBTOで購入した物で、
3年経った今でも十分に現役で使える環境が整っています。

しかし、最近は重いプラグインを使うことが増えており
管理人の劇重テンプレートは開いて安定するのに5~7分はかかります。

マシンに負荷が掛かってくると起こる症状は以下の通りでしょう。

・プチプチとノイズが走る
・途中で再生が止まってしまう
・最悪落ちる(本当に止めて欲しい……)

特にコンソール画面はグラフィック的な重さも加わる為、
マシンのスペックに絶対的な自信が無ければ控えた方が良いでしょう。

他にも「プラグインを沢山開かない」とかありますが、
DTM環境を改善する方法でお勧めなのが
フリーズ機能」を使うことです。

そこで今回は「フリーズ機能」を使って
マシンの負荷を減らしながら制作することについて書いていきます!


●負荷を軽くするフリーズ機能とは

DTMで作業をする時に、最も負荷がかかるのが
VST等のプラグインを使用している時です。

これらのプラグインは主にマシンのメモリを消費する為、
DTMでは出来るだけメモリの容量を大きく持つ必要があります。

しかしそうは言っても、直ぐにどうにかできるわけではありませんよね。

ならばVSTの負荷を軽くするしかない……
それが「フリーズ機能」の役割なのです。

フリーズ機能がどのようなものか簡単に説明すると以下の通りです。

VSTインストゥルメンツをオーディオへ変換する

ちなみにDTMソフトの「Sonar x1」でフリーズすると
MIDIトラックがオーディオトラックの波形表示に変わり、
見た目でオーディオになったんだと分かりやすいかと思います。
(現行のSonarがどうなっているのか管理人は分かりません……)

フリーズ機能を使うとどうなるのか、
メリットとデメリットを以下に書いていきます。

負荷がなくなりDTM作業が快適になる

フリーズ機能を使う一番の理由が、
マシンの負荷を減らし快適な操作を行うことです。

一般的にVST等のプラグインよりも
オーディオデータの方がマシン的には処理が軽い為、
VSTを減らすほどマシンは段々と軽くなっていきます。

特にリアルな音源、サンプル数の多い音源は
一つで1~2Gもメモリを消費することがあり、
フリーズ機能を使えば目に見えて環境が変わるかもしれません。

そして軽くなった分、最後のミックスに必要なプラグインを
快適につかうことができるので、ミックス時に使うのもお勧めですね。

MIDI編集が出来ない

基本的にはオーディオデータに変換されているので、
フリーズ後にプラグインの音を変更することはできません。

音の変更するにはフリーズ機能を解く必要があり、
変更が終わった後再びフリーズを行う等の手間が増えてしまいます。

つまり、フリーズを使う機会としては

・最後までトラックを仕上げたとき
・ポイントで使うトラックで、今後出番がないと判断したとき

このどちらかになると思います。

しかし、フリーズトラックを制作に影響が出るほど重たくなった場合は
今使っているプラグインより軽いものに差し替えて、
最後に使いたいプラグインを立ち上げた方が良いでしょう。

●楽曲の完成図をイメージする

最終的に効率の良い使い方として管理人が思うのは、
完成図をイメージして先にトラックを完成させることです。

管理人の楽曲の作り方は

メロ→コード(或いは同時)→ドラム→ベース→上物

が主ですが、これは各セクション(Aメロ等)毎に作る場合
ワンコーラス全てを先に作ってしまう場合とあります。

先にワンコーラスのドラム、ベースを打ち込んでおき
それをフリーズさせてしまえばドラムとベースのプラグイン分軽くなります。

予めドラムのブレイク、ベースと上物の絡みなどを「イメージ」して作っているので
後で作り直すことはあまりしません。

かなり難しいことを言っていますが、何十曲何百曲作っていれば
誰にでもできることだと思っております。

とはいえ、いきなりは出来るものではないので
基本的なフリーズ機能の使い方は、

・もう使わないと思ったトラック……途中で使う場合
・簡易的なミックスを作るとき……最後に使う場合

こちらを意識して使えばいいかと思います。

フリーズ機能を使って快適なDTM作業を作るようにしましょう!

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