エレキギターの打ち込みは誤魔化せる?

こんにちは!
管理人のやっすんです!

DTMで直面する問題の一つに
「エレキギターの打ち込みが思ったようにできない」
があると思います。

実際にエレキギター(以降ギターとします)が弾ける方は
自分で弾いて録っていると思いますが、
そうでない人は打ち込みでギターを録ることになります。

ドラムやベースの打ち込みはプロ現場でも時々使われますが、
ギターの打ち込みをそのまま使ってある音源はまずありません。
とはいえ、ギターが前面に出てこない曲や
エフェクト的に使ってそういうものとして
楽曲中に用いる場合があるでしょう。

今回は打ち込みギターを「誤魔化せる」レベルにする方法を
記事にしたいと思います。
最終的に生ギターに差し替えることが望ましいので、
あくまでデモ音源か前面に出てこない場合のみでお考え下さい。


●カッティング、ブラッシングギターの打ち込みについて

ギターの打ち込みで大切こと、
それはギターの弾き方を知っているか、ということです。

普通にジャーン!と弾く音もあれば
ファンクであるようなチャカチャカ言わせるカッティングやブラッシング、
緊張感のあるブリッヂミュートなど、
様々な奏法がギターにはあります。

この奏法の内、普通に弾く音とブリッヂミュートは
打ち込みでもある程度のクオリティは望めます。

カッティングやブラッシングは普通に打ち込んでも
思ったような音にはならないので、
もし必要があるならデモにとどめるようにしてください。
一応でカッティング、ブラッシングの作り方はお伝えいたします。

使っているギター音源にもよるのですが、
アーティキュレーションが変更できないものであれば
「ミュートギター」
「普通のギター」
の二つのトラックは用意してください。

ブリッヂミュートは簡単で
アンプシミュレーターを通すだけで作れます。

カッティングとブラッシングは基本の作り方は同じで、
16分等でフレーズをMIDIで打ち込んだ後

カッティング→普通の音でMIDIのリリースを次のMIDIにあわせるようにする
ブラッシング→普通の音でMIDIの音程を高め(音程が分からなくなるくらい)にして、
MIDIのリリースを極端に短くする(その後聴いて微調整をする)

以上の打ち込みでそれっぽい音が作れるようになります。

参考までに、管理人が使っている設定は
「SHREDDAGE」というギター音源を使っていて、
「GUITAR RIG」を通して音作りをしています。
デモに使っており、EDM系だと差し替えなくてもいけそうな位音が良いです。

それでも、カッティングやブラッシングはギタリストさんに渡す為の
デモとしてしか使えませんが……

どうしてもカッティングやブラッシングである程度クオリティが欲しい方は
「Scarbee Funk Guitarist」等のループ系音源で細かく設定すれば
上記の方法よりもクオリティは高くなります。

ですが、細かい打ち込みが必要なので
これに時間を割くくらいなら弾ける友人とかにお願いした方が
早く済むので、管理人はお勧めいたしません……

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