こんにちは!
管理人のやっすんです!
流れで記事を作っていってますが、
考え方としては重要なので
良いものを作りたいって考えてる方は
是非気に留めておいて頂ければと思います!
前回は「作曲<アレンジ<ミックス」が重要だと
お話ししたと思いますが、
今回はアレンジについて、管理人なりの
音楽に対する考え方を述べていきます。
●作曲の作業自体は簡単
まず、作曲とアレンジの違いとは何でしょうか?
そんなことは知ってるぜって方も多いとは思いますが
少々お付き合いを……
作曲はどこからが作曲なのか、
これは簡単で「メロディー」を作れば
それが鼻歌だろうと口笛であっても
作曲したことになります。
でも、鼻歌だけや口笛だけの曲を作っても
それだけでは音楽として成り立っていませんし、
自分の望む表現を伝えることが難しいでしょう。
(劇伴や表現方法として稀にあります)
その為、鼻歌や口笛などのメロディーを元に
楽器を入れる作業が必要になります。
つまり、アレンジとは作曲で作られた「1」の世界を
「100」に膨らませる作業のことを言います。
●アレンジは「99」を作る作業
現在音楽作品として発表されている作品の9割以上が
アレンジをの上に成り立っています。
そして、このアレンジが音楽制作の中で
「最も」時間がかかる作業であると言って良いでしょう。
なぜなら作曲は鼻歌や口笛を録音してしまえば
それで作曲したことになるからです。
そこで丸投げする人は今どき少ないかとは思いますが、
これで立派な「作曲者」ってクレジットになるのです。
そしてアレンジは作曲された「1」を、
ドラム、ギター、ベース、鍵盤、シンセ……
様々な楽器を使って楽曲の世界観を表現していく作業になります。
簡単にイメージして頂いただけでも、どちらの方が作業的に見て
大変かお分かりいただけると思います。
ちなみに、印税は「作詞者」と「作曲者」に入るようになっています。
アレンジをした「編曲者」へは印税は基本入りません。
少し不平等な気がしますよね……
でも、このアレンジが良くないと、
どんなにメロディーが心に響くものであっても
一般の人には受け入れてもらえません。
裏を返せば、アレンジが良い作品は「良い曲」になりやすいということです。
「メロディー」が微妙であっても、
アレンジの力で「良い曲」にできるのですから
アレンジの影響はとてつもなく大きいと分かるでしょう。
加えて、今後はアレンジ力が無ければ音楽で生きていくには
厳しいと管理人は考えております。
そのことについて、次回の記事で詳しく掘り下げられたらと思っております。