アレンジできる能力は必須

こんにちは!
管理人のやっすんです!

前回の記事で、これからはアレンジができないと
音楽で生きていくのは難しいと述べました。

よく作曲で名前を見る作曲家って居ますよね。
このアーティストだとこの人の作曲が多い……とか。
現に作曲だけやって生きている、ある意味
「純粋な作曲家」は確かに存在します。

ちなみ、ここで言う「純粋な作曲家」は
劇伴やクラシック等の完成系までを作る作曲家ではなく、
鼻歌や口笛等のメロディーを作る、
いわゆる「メロディーメイカー」の人を指しています。

アレンジができなくても、誰にも負けない
良いメロディーを作ればいい。
そう考える前に、少し管理人の話に
耳を傾けて貰えたらと思います。


●作曲のみで生きるのは難しい

まず、貴方が思いつく作曲家というのは
どんな人でしょうか?
ここでは名前を出しませんが、
管理人は少なくとも何十人もの作曲家の名前が
頭の中に浮かんできます。

では、その中で「アレンジをしない」で
活躍してる人はどのくらい居ますか?
多くの人がここで思い浮かべるのは
シンガーソングライターだと思います。

たくさん居ますよね? けど、その人達は
作曲の他に作詞をしていたり、自身のヴィジュアルを
売りにしている「アーティスト」です。

管理人はアーティストと作曲家、編曲家は
別物と考えています。
アーティストは自身を前に売り出すのに対し、
作曲家や編曲家は「誰かの為」に曲を作るのです。

ではその作曲家として生きている人を、
貴方は何人思い浮かべることができますか?

……そんなに居ないと思います。思いついたとして、
それはかなりベテランの方ではないでしょうか。

いきなりそんな人達と肩を並べて競うのは難しいですよね。

勿論これは(管理人の悪い癖の)極端な話ですが、
作曲だけやって生きていけるのは本当に難しいと
少しは思って頂けたでしょうか?

それに、アレンジができるというのは
大きな利点にもなり得ます。

管理人の知ってる範囲だと、
名の知れた作曲家が駆け出しの新人にアレンジを任せる事で、
アレンジをした作家を認知させる、という方法を
とっているところがありました。

アレンジは大変な作業である上に印税もないので、
比較的人に任せやすい部分なのです。

作曲とアレンジは共存していける関係と考えれば
悪くない解釈だと思えませんか?

よく言うように、プロの世界へ入るには
確かにコネクションは必要です。

でも、音楽家として生き残っていくには
良いものを作っていかなければいけません。

たとえコネで生きていけていても、
いつか必ず消えていきます。

良いものを追い求めて行く姿勢が
分かりやすい形でアレンジ力に現れる
管理人は考えいます。

これから音楽で生きて行こうとする人は
アレンジを大切に考え頂けるよう強く願っています。

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